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主要コンポーネントのディメンションが決 定しましたので、ここからは「詰め込み」 の作業となります。 バッテリーに当たらないようにステアリ ング関係を収める必要がありますので、 まずはバッテリースロットからです。 ペナペナな塩ビ板はバタバタ暴れて厄 介です。 |
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運転は超が付くほどヘタクソだと自負し ています。 カーボンに直接バラセルを落とす勇気 はありませんので、TF-5のバッテリート レーを使います。 トレーの前後反転で重量バランスを変 えられるようになっていますので、余裕が あればその機能も生かそうと思います。 |
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バッテリーを乗せてみました。この状態 では後ろ寄りのバッテリー位置になりま す。 ステアリング回りを設計する時は前後 反転し、前寄りの位置にしてから進めま す。 |
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パッキパキの2.4mm厚ドライカーボン板 を切り出しているところです。刃物は超硬 エンドミルの側刃を使っています。 |
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とりあえず抜きました。斜めになるライ ン部分は後でやります。 流石にXY2軸同時制御はできん。 |
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実は下手こいてます。 皿穴加工をしていた時に、間違って深く さらいすぎました。カーボンの削り粉と瞬 間接着剤で穴を埋めて、再度皿穴加工し て修正しましたが、どうにも気持ち悪い。 皿穴くらいならコバルトハイスで行ける と思いましたが、やはりいささか厳しいよ うで、美しくない加工になってしまいまし た。 超硬を注文しました。届くまで暫くお休 み。 |
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3.2mmドライカーボン製インベーダー。 上がリア用、下がフロント用です。ボディ マウント用の穴はミニクーパーに合わせ て70mm間隔にしています。 抜きは厳密には軽量化ですが、それよ りも単にカッコいいと思うから。 |
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フロント側。ミニクーパーはオーバーハ ングほぼゼロですので、多分バンパーに マウントを付けられません。また、頼んで もいないのにあいているボディ穴に合わ せてマウントを取り付けてみようと思って ます。 ボディとの干渉、ダンパーストロークの 確保等、制限が多い中むりくりまとめまし た。 ドライブシャフトはジェネティック用32.5mm です。タミヤのクロススパイダーでポン付 けできます。 |
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リア側。比較的余裕があります。同じく 32.5mmのドライブシャフトを使っていま す。 |
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センターワイパーでサクッと行く予定だ ったステアリング系が非常にシビアであ ることが判明。 ナックルが外に行くアウト側は問題無し ですが、イン側が非常に辛い。リバウンド 側一杯で玉をナックル下側にすると余裕 でサスマウントに当たります。 特に理由は無いですが、最大設定可能 車高10mmを目標値にしています。基本 セットとして1G車高7mmリバウンド3mmく らいが適当ではないかと。 この設定値を規制すればクリアできそう ですが、それじゃつまらない。 |
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玉を上に持ってくるとリバウンド側は余 裕ですが、1G車高くらいで厳しくなり、そ れ以上バンプするとバルクに当たります。 ステアリングを切った状態でイン側タイ ヤがフルバンプすることはあまり無いと思 いますが、そんなレベルじゃなく、直進状 態のノーズダイブ程度でも当たりそうで す。困った。 |
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地道に詰めていくしか手がありません。 ショートボールナットを更に1mm詰めて います。動作に制限が無く、強度的にも ギリギリの線だと思われます。 必要以上に作っておくことで、部品の特 殊性を低くしています。 |
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センターワイパーは京商スタリオンのパ ーツを使いました。不要部分をカットして、 必要な穴をあけただけです。 小さなプレートを交換することでアッカー マンの調節ができるようになっています。 |
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アッパーデッキに取り付けるためのポ ストをジュラルミンで製作しました。 必要となるスペーサー分も一体で削り 出し、デッキとの接触面も大きくすること で取り付け強度を高めています。 ベアリングに対する軸精度も、タミヤの 約4.96mmに対し4.99mmと高くしてありま す。 |
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サスマウントを1mm削ってスペースを取 りました。 マウント下のスペーサーを1mm薄くする 手もありますが、スキッドが付いてしまう のと、マウントのほぼ延長線上に位置す るナックルの玉位置もサスアームを介し て一緒に動いてしまうためです。 |
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1G状態（車高約7mm）でタイロッドがほ ぼ水平になります。 バンプステア現象も殆ど見られません。 |
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ステアリングを一杯に切ったイン側、リ バウンド一杯（車高約10mm）での状態で す。 ギリギリクリアしています。タイヤが接 地していれば十分なクリアランスとなりそ うです。 |
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上記の状態でフルバンプしたところで す。バルクとの干渉もありません。 ステアリング系めでたくクリア。 |
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タイロッドがほぼ一直線になる位置で のアッカーマン量はこんな感じです。 特に調節する必要は無さそうです。 |
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パーフェクト版ロアデッキ。ステアリング 系に目処が立ちましたので、1枚目で気 になった部分を盛り込んで新しくロアデッ キを作りました。 |
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皿穴の精度と仕上がりも格段に向上し ています。 |
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アッパーデッキは2mm厚で製作しまし た。適当に肉抜きしただけで、至って平 凡なデザインとなりました。 |
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アッパーデッキが付くと全体の剛性が 高まり、いよいよRCカーの雰囲気が出て きました。 |
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最後のカーボンパーツ、バッテリー固定 プレートを作りました。 唯一ステッカーを貼れそうなスペースで もありますので、肉抜きはしていません。 裏には対象物への追従性が高く、反発 力の少ないゴム系発泡材エプトシーラー を貼り付け、優しく確実にバッテリーを固 定します。 |
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メカ積みと配線を終え、めでたく完成と 相成りました。 |
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