ML-360用に回転センターを作ってみました。

STKのMT2チャックアーバーを両センター加工しました。

MT部分はショートシャンクになるので、タング部分をカットして短くしました。

外径19mm、内径10mmのベアリングを3個使いました。

使ったベアリングと位置関係です。

回転部分を製作します。先端超硬付きのMT3固定センターを加工しています。

主軸に突っ込んで加工しますが、僅かに振れが出ていたのでテーパー部も

一皮剥く感じで加工した外径と芯を合わせました。超硬部分はダイヤで削れます。

ベアリングが入る部分を加工しています。

直接精度に関わる部分なので、4爪でセンターを出して加工しています。

いきなり完成です。回転部分は何故かアルミになっています。

内径の加工に失敗して（しかも2回）ベアリングがスカスカになってしまいました。

とりあえず完成後の様子を見るために、アルミで作ったものを嵌めてみました。

機械に装着してみました。

予想通りかなりコンパクトで使いやすそうなので、そのうち回転部分を作り直そうと思います。

回転部分を作り直しました。

樹脂製のリフレクタやコリメータを押さえて加工することが多いため、万一スリップした際に

被削材に傷を付ける可能性が低くなるように、ジュラコンで作りました。