ベゼル加工
標準ではコリメータを使用しているため複雑な構造になっているベゼル内部を、
スッキリするように削ってしまいます。
ヘッド加工
レンズを内側から装着するため、それに合わせて縁を少し削ります。
六角部分のエッジが立っていて品がないので、削ってまろやかにしました。
最終的にはアルマイトもやり直す予定です。
リフレクタ
集光にはペリカンリM6用リフレクタを使うことにします。
少し削って、キチンと収まるようにします。
レンズ
標準では安っぽいプラスチックレンズが使われていますが、
これをガラスレンズに変更します。
ペリカンM6用UCLを削ってサイズを合わせました。
ガスケット
ベゼルとレンズの間に入れる防水用のガスケットです。
薄いゴムシートから切り出しました。
ヘッド組み立て
ベゼルにガスケット、レンズ、リフレクタを入れ、ヘッドを締めこんで組み立てます。
スイッチ変更
ノーマルのスイッチはフニャフニャしているので、Krollに交換します。
取り付け用の部品を製作します。
Kroll装着
ハウジングにKrollを突っ込みます。
ボディ内はアルマイト皮膜によって電気的に絶縁されていますが、
Oリングを装着することで機械的にも非接触になるようにしました。
通電はボディ後端とハウジングのフランジ部の接触によるものとします。
プッシュボタン
Krollのゴムカバーが大きすぎるので、小さなゴム部品を用意しました。
ラジコンのダンパーに使う、プレッシャーキャップを流用します。
ボタン取り付け部品
ボタンを収める部品を製作します。
ボタン装着
製作した部品にボタンを装着します。
スイッチ完成
テールキャップにボタン関係を入れ、Krollユニットををねじ込んで固定します。
締め込んだ位置から半回転ほど緩めると完全にロックアウトします。
LEDユニット
LEDとコンバータを装着する部品を製作します。
ノーマルでは、その容量や取り付け方法から放熱が不十分な感じがするので、
ヘッド内のねじに噛み合うように作りました。
LEDはLuxⅢ-TYAJ、コンバータはARC-mania氏のスーパーダウンコンバータです。
出力は1000mAに設定されているとのことです。
ユニット装着
出来上がったLEDユニットをヘッドにねじ込みます。
後は電池を入れてボディを取り付ければ点灯します。
残すところは表面仕上げのみとなりました。
完成
元のアルマイトを剥離し、艶消し処理した上にブラックHAを施しました。
ロゴがほとんど見えなくなっていますが、完全な別物になっているので良いでしょう。
